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メールや電話を使ってというのも便利で良いのですが、やはりマナーとしても身に着けておきたいのが「手紙の書き方」ではないでしょうか。
書くことならば誰にでもできることですが、正しくというと難しいような気もするかと思います。
そこで、今回は基本的に知っておくと便利な手紙の書き方の基本について見ていきましょう。
手紙を書く前にチェック!筆記用具について
まずは筆記用具です。
とはいえ、手紙を書くにあたって「これを使わなくてはならない」ということは特にありませんが気をつけておきたいポイントがいくつかあるのです。
まずは「消えない筆記用具」で書くことです。
鉛筆書きは、マナーとしては失礼にあたりますので使用しないようにしましょう。
また、今ではボールペン類でも簡単に消しゴムで消せるものなども販売されています。
非常に便利ではあるのですが、時間の経過と共に字が薄らいでしまう可能性もある製品もまたあるのです。
このことから、できればこうしたものは使用をしないようにしましょう。
また、間違えてしまったというときですが、ある程度書き進めている状態ですと「修正液でなおそう」ということもあるかもしれません。
しかし、修正液を使うのもまたマナー違反となってしまうのです。
手間に思えてしまうかもしれませんが、また新しい便箋やハガキを使って書くようにしましょう。
出だしが肝心?冒頭の文章の書き方について
手紙の書き方として悩まれるケースの1つに「出だし」があるのではないでしょうか。
どのように書き始めたらよいのかという点についてですが、まずは「あいさつ」を書くようにしましょう。
文頭の挨拶に関してですが、友達に渡すようなラフなものは必要ないとされていますが、それ以外の場合には必要なものともいえるのです。
かしこまったものなのかどうか分からないという場合には、書いておくと安心でしょう。
あいさつ文としてイメージが強いものとして「季節の文章」があるでしょう。
季節の文章は入れるだけで全体的にまとまりも出やすいですし、丁寧な印象も与えることができますので取り入れていくとよいでしょう。
中には、季節の言葉が分からないという方もいらっしゃることでしょう。
そのような場合、手紙辞典などが販売されていますから一冊持っておくのも良いでしょう。
また、今ではインターネットでも調べることは可能です。
文章全体の書き進める際のポイントについて
文頭にあいさつ文を入れた後に続く言葉についても触れておきましょう。
基本的には用件にそったものを書いていただくことになるかと思いますが「どのような文体にするのか」ということが大切になってきます。
話し言葉で書き進めるという方法もあるでしょう。
先に触れたようなラフな手紙でしたらそれでもかまいません。
しかし、そうでない限りには丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
文章での口語表現は印象を下げてしまったり知性がかけてしまうということにもつながりかねませんのでご注意いただけたらと思います。
不安だという場合には丁寧な文章にしておくと良いでしょう。
特に、ビジネス文章に関しては丁寧さというものは重要になってきますので意識をしておきましょう。
文例集などを参考にしてみるのも良いでしょう。
臨機応変に言葉を選び、状況にあわせたものを書いていただくことで素敵な手紙の書き方ができるかと思います。
こうした手紙を書く際のポイントを抑えておくと文章全体に広がりも出ますし、より心が伝わりやすくなるかと思います。