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手紙の書き方はいくつかのポイントがあります。
文字のバランスや便箋・封筒の選び方などさまざまありますが、ポイントとして大切なものの1つに「シーンに合わせた手紙の書き方をする」ということがあるでしょう。
今回は、具体的なシーンに合わせたコツを見ていきたいと思います。
お礼やお祝いの際に書く手紙についてのコツ
まずはお礼状です。
お礼状は頂き物をしたときやお祝い事・お悔やみなどに際しても用いるものといえるでしょう。
電話でお礼を伝えるという方もいらっしゃるかと思いますが、それは「略式的なもの」なのです。
目上の人にお礼をする際には手紙を書くようにしましょう。
ポイントについてですが、頂き物をした際には「すぐに」送るようにしましょう。
頂き物が個人名義で届けられた場合には家族向けに・企業単位の場合には仕事関係者に向けて書くようにすることをおすすめします。
そして、文末を「取り急ぎ御礼まで」と締めくくるのがよいでしょう。
お祝い状についてですが、送り主の名前は「祝われた本人」の名前も連名にするのがマナーです。
ですから、お子様に対するお祝いをもらったという場合には、お子様の名前も書くようにしましょう。
その際、お子様の絵や一言を書き足すというのも良いでしょう。
結婚や出産に関するお祝いについて
結婚に関してですが、まず抑えておきたいのが「2人の喜びの気持ち」です。
その上で、できれば新居にお迎えする準備がある一文を書き添えていただくのが良いでしょう。
友人に当てるという場合には、形式にこだわる必要はありませんので、自らの言葉でフランクにお礼を言うのも良いかと思います。
逆に目上の方であれば「ご指導」という言葉を入れるのも良いかと思います。
出産の場合には、お礼の気持ちの後に喜びの気持ちを書くと良いでしょう。
あまり喜びの表現ばかりが目立ってしまわないようにするのがポイントです。
もし、仲人などをしていただいた相手に送る場合にはそのことに対するお礼の気持ちを改めて書き記すと良いでしょう。
さらには、子供の性別と名前は必須です。
そして、名前には振り仮名をつけるように心がけることも大切です。
差出人に関しては「夫婦連名」がマナーとなっています。